アウトソーシングといった場合は派遣業務をさしますので、完全に外勤になります。
しかも実質、人材派遣会社の社員としての外勤です。
SOHOは、スモールホームビジネス、すなわち在宅業務を中心とした働き方ですが、必要に応じて数回出勤を求められる事もあります。
必ずしもインターネットを使う業務ばかりとは限りません。
様々な働き方があり、内職と同義語で使用される事もあります。
クラウドソーシングも在宅業務ですが、SOHOと、どこが違うかというと、一般的には、ネット上での取引になります。
打ち合わせ、依頼、外注と、ほぼ100%ネット上で処理されますので、受注者と顔を合わせる事はありません。
SOHOは知識も経験もない一般主婦やOLといった人たちが、小遣い稼ぎとして従事しているケースを多く見受けられます。
ですから、外勤と比較しても、けして報酬単価が高いとは言えません。
クラウドソーシングをしている人たちの中には、WEB制作やアプリ制作など、プロとして活動している人も多く、独立採算でビジネスを展開している人たちも多いのが特徴です。
もちろん、業務形態はSOHOと同じく様々ですから、知識も経験もない主婦やOLも含まれます。
ただ、最低限度文字打ちが出来て、メール連絡ができるという事を前提にしています。
クラウドソーシングの業務形態は大きくわけると、4つになります。
プロジェクトタイプ、タスクタイプ、コンテストタイプ、アイディアタイプの4タイプです。
プロジェクトタイプは、WEB制作、アプリ開発、翻訳、動画制作、その他WEB関連といったたぐいのものを1部または全行程依頼されるタイプになりますので、パソコン操作にある程度慣れていて、実績もある程度蓄積されている人向けです。
タスクは、文章入力やデーター入力、文字打ちなど、未経験者もしくはパソコン操作を始めて間もない人向けです。
報酬はあまり高くなく、担当者の入れ替わりもかなり激しい業務です。
それでも、がんばって2～3社まとめて引き受けるなど、数をこなす事で、3～4万円くらいは稼ぐ事ができます。
コンテストタイプは、別名コンペ式とも呼ばれるもので、クライアントが、複数のワーカーから提出されたアイディアの中から、自社の趣旨に添うものを自由に選択・受注する事ができます。
ワーカーの力量が最も顕著に表れてくる部分です。
ケースによっては大きな報酬を得るチャンスもあります。
アイディアタイプは、クライアントから提出された案件に応募し、採用されることにより、報酬を得る事ができます。
こちらもワーカーの力量と運の良さがものをいうタイプです。